「受け口」という名前を聞いたことはありませんでしょうか?
通常、私たちの歯は、口を閉じると「前歯が前に、下の歯が奥に来る」のが普通です。
が、これが逆になってしまい「下の歯が前に、上の歯が後ろに下がってしまっている状態」を「受け口」と呼んでいます。
この「受け口」は、あらゆる歯並びの問題の中で「一番気にする人が多い」と言われるもので、同時に「もっとも目立つタイプの歯並び」でもあります。
受け口の原因は様々で、「赤ちゃんの頃の寝かせ方」に原因があることもありますし、人が持っている癖(頬杖をつくことが多い、片方でしか噛まない、歯軋りをしてしまう、荷物を必ず同じ方の手で持つ)がそれを助長することもあります。
治療開始については、アゴの大きさから将来の歯並びを予想することができる三歳くらいからすることができます。
骨格に問題がある場合は、骨格が定まってしまう前に矯正を行った方が良いとされていますので、治療開始は早い方が良いと言われています。
場合によっては「下のアゴの成長を調節しなければならない」ケースもありますので、早めに医師の診断を仰ぐことが大切です。
先にも書きましたとおり、「受け口」は歯並びの中でも悩みが深くなるもののひとつと言われていて、実際大きくなると目立ちます。
いわゆる「しゃくれアゴ」の状態になってしまうため、本人が必要以上に外見を気にしたり、場合によっては深いコンプレックスを持ってしまったりすることもあります。
一度根付いたコンプレックスを取り去ることは難しく、それによって「自分に自信を持つことができない」などの二次被害が出ることも考えられます。
歯の問題は、周囲が考える以上に深刻な影を落とすのです。
受け口の治療は時間がかかりますし、メンテナンスもかなり長い間必要になりますが、それでも必ず良くなります。
大人の受け口でも良くすることは可能ですので、悩んでいる人は一度矯正歯科へ行ってみて下さい。
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